食事でカルシウム摂取量が多いほど脳卒中リスク減少

食事でカルシウムを多く摂取する人は、少ない人と比べ脳卒中になるリスクが約3割低いことが、厚生労働省研究班の大規模疫学調査で分かった。特に、乳製品のカルシウムの影響が顕著だった。29日までに、米医学誌ストロークに発表した。

 研究班は1990年、全国4地域の40−59歳の男女約4万人を登録し、2002年まで追跡。食事調査から、総カルシウム摂取量、牛乳など乳製品からの摂取量、大豆製品など乳製品以外からの摂取量を算出し、発症率との関連を調べた。

 追跡期間中に1321人が脳卒中になった。総カルシウム摂取量で5グループに分けると、摂取量が多いほど脳卒中の発症リスクが低く、最も多いグループは最も少ないグループの0.7倍だった。

 乳製品とそれ以外に分けて分析すると、乳製品では同じ傾向だったが、それ以外では明らかな関連はみられなかった。

 カルシウム摂取量の多い人は血圧値が低いことや、カルシウムがコレステロール吸収を抑制することなどが分かっており、研究班は、こうしたことから脳卒中に予防効果を示したと考えられるとしている。

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